2018年11月03日(土) 「ヨブは主に答えて言った『あなたには、すべてができること、あ なたは、どんな計画も成し遂げられることを、私は知りました』ヨ ブ41:1
「ヨブは主に答えて言った『あなたには、すべてができること、あ なたは、どんな計画も成し遂げられることを、私は知りました』ヨ ブ41:1
ヨブは人災や天災によって、すべての家畜や雇い人、全所有物を、 7人の息子、3人の娘を、何もかもを1日の内に失った。その後、 今度はヨブ自身が、足の裏から頭の頂まで、全身に悪性の腫物がで き、土器のかけらで身をかきむしるような、妻から神を呪って死ね とまで言われるような悲惨な状態に陥った。 10人の子供を一度に失い、自らの身も限界状態で、何だか極限の苦 しみだ。しかし、ヨブが原因で起きた苦難ではない。裏側でサタン が、神にヨブを訴えたのだ。神が、ヨブは潔白で正しく、神を恐れ ていると言われた事に対して、そうではない、ヨブが神に従ってい るのは、自分に利得があるからに過ぎないと。それで神は条件付き で、限界を定めた上で、サタンの介入を許可された。 そのためサタンが働いたわけだが、だがサタンが原因なのではない。 神が許可されたから、起きた事だ。人間による事でも、サタンでも なく、運命でもない。大もとにおられるのが神であると信じる時、 目に見えるところしか見えない状況から守られる。 全主権が神にあり、その主権者のもとで起こっている事であり、そ の方は独り子を私のために与えられた愛なるお方であり、極みまで 愛して下さっているお方だ。最善以下の事は決してされない。ヨブ は大変な苦しみ悲しみにあったが、しかし、「主の御名はほむべき かな」と神の御前にひれ伏し、礼拝した。 神を認め、神の主権を認め、受け入れた。その神は、ヨブにご自身 を現され、最終的に失ったすべての2倍の祝福を返された。今、目 の前の状況に、人によるのでなく、偶然でなく、サタンでなく、そ の背後に全主権をもって支配しておられる神を認める事を、求めら れているだろうか。 ・・・・・・・・・・・・・ 様々なマイナスの事態が起きるが、偶然でなく、不運なのでなく、 サタンにほんろうされているのでなく、背後に主の絶対的主権があ る。主の許しのもとであり、主の範囲内であり、ご計画がある。万 事益とされる。大きな成長とされる。そこを見ている時に、見え方 が変わって来る。