2019年05月04日(土) 「それから、彼に次のような主のことばがあった・・それで、彼は行 って、主のことばのとおりにした」T列王17:2
「それから、彼に次のような主のことばがあった・・それで、彼は行 って、主のことばのとおりにした」T列王17:2
主はエリヤを一歩一歩と導かれた。まずアハブ王に雨が降らない事 を告げるようにと。悪王であるアハブだ。王の気に入らない事を言 えば、その場で打ち首にも。しかしエリヤは主の命令に従った。勇 気が要った事だろう。すると次の一歩が示された。ケリテ川へ行け と。そこでカラスを用いて養うからと。アハブの攻撃から守り、か くまうためだった。 しかし貪欲なカラスが食べ物など運ぶはずがない。自分が食べてし まう。だがエリヤは信仰によってその示しに従った。すると主の言 葉の通りに、カラスが運んで来る食物により養われた。その川の水 を飲んだが、日照りで遂にケリテ川も枯れた。すると次の一歩が臨 んだ。ツァレファテへ行けと。そこのやもめにより、養うとの示し。 その通りに従うと、やもめ共々、大きな主の奇跡を見る事になる。 飢饉の中、やもめが手持ちのギリギリ最後の貴重な食物を、まずエ リヤに献げた結果、飢饉の間中、豊かに養われた。主は一歩づつ示 される。「あなたの御言葉は、私の足のともしび、道の光」の通り だ。 暗闇の中で、先も見えずわからない。しかし主は目の前に御言葉を 与えられる。だから足もとだけは見える。ともしびだ。サーチライ トではない。一歩、歩を進める事の出来る御言葉を与えられる。そ れに従い一歩進むと、次へと展開し、次の一歩が明らかにされる。 サーチライトを求めていないだろうか。今、必要な事は、目の前に 示されている一歩を踏み出す事だ。 ・・・・・・・・・・・・・・ ケリテ川に行く事、ツアレファテに行く事、目に見える所は不安材 料しかない。だが主の言葉の通りにした時に、大きなみわざを見、 主のご愛と真実を新たに知る。目の前の事も、見えたら従うのでな く、見えない中御言葉信頼し、従えるよう祈ろう。