2019年07月04日(木) 「サウルは、ダビデを殺すことを、息子ヨナタンや家来の全部に告 げた。しかし、サウルの子ヨナタンはダビデを非常に愛していた」 Tサムエル19:1
「サウルは、ダビデを殺すことを、息子ヨナタンや家来の全部に告 げた。しかし、サウルの子ヨナタンはダビデを非常に愛していた」 Tサムエル19:1
サウル王はダビデを妬み、殺害すべく、つけ狙っていた。その事を ヨナタンと家来全員にも告げた。ヨナタンはダビデを非常に愛して いたので、何とか助けようとする。ダビデにその事を話し、隠れ場 にとどまり、身を隠すよう告げる。愛する父親と、愛する親友との はざまでヨナタンはどんなに、苦しく辛く悲しかった事だろう。 父親が憎み、敵対するダビデのことを、父親に進言する事は、勇気 が要ったろう。しかしヨナタンははっきりと父親に、ダビデは罪を 犯していない事、むしろ王のために益となっている事、なぜ理由も なくダビデを殺そうとし、罪を犯すのかと直言した。ヨナタンはそ の事が言える位置、立場にいた。 エステルもユダヤ人皆殺しの法令が発布された時に、王に嘆願でき る位置にいた。それは他の誰も取って代わる事ができない。その時、 その場所に置かれたのは神だ。ヨナタンは、ダビデの事を誰よりも よく知るゆえに執りなした。ヨナタンは自分にできる、自分の使命 を果たした。エステルもユダヤ人の救いのために、命をかけて自分 の使命を果たした。 私たちも、それぞれ現在、置かれている場がある。あなたの位置と 立場だからこそ、できる事がある。それは、あなたにしかできない 事だ。祈って、置かれている意味を捕らえて、自分に与えられた、 自分にできる事をして行こう。 ・・・・・・・・・・ 今の場は、自分でいるのでなく、主が与え、主が遣わされた場だ。 そこで自分にしか出来ない事がある。他の誰にも出来ない。御霊に 示された事に従おう。必ず主の守りがあり、支えがあり、力が与え られる。そして主の栄光が現わされる。