2020年04月03日(金)

「私のたましいは、あなたにすがり、あなたの右の手は、私をささえてくださいます」詩篇63:8



私たちの今までの信仰人生でどうだろう。想定外の事態、突如の何
でこういう事が、という事態、自分が願った事でも、望んだ事でも
無い事態に出会す。平穏に歩んでいたのに、ある日突然大きな試練
の中に置かれたりする。自分では全く予想もせず、考えてもいない
状況が起きる。ダビデもそうだった。ダビデは、ただただサウル王
に忠実に仕えていた、良い誠実な部下だった。

だがサウル王の一方的な妬みで、その妬みは憎悪となり、殺害のた
めにつけ回された。相手は一国の王であり、いつでも軍隊を招集で
きる絶対的な力ある存在だ。様々な計略を用いて攻撃をしかけて来
る。ダビデは援護軍隊があるわけでなく、ただひたすら逃げ回った。
孤立無援の中で、常に死と隣り合わせの恐怖の中で、ダビデはどう
したのか。

それは、ひたすら主に拠りすがり、拠り頼む事であった。主が避け
所であり、拠り所であり、唯一の頼みの綱であった。「あなたに拠
り頼みます」「あなたを尋ね求める者をお見捨てになりません」。
ダビデは苦難の中で、ひたすら祈りに祈った。「私は祈るばかりで
す」主以外に頼むべきものが何も無かった。

私たちも、時にそういう状況に置かれる。何のすべも無く、どうに
も出来ず、ただただ「祈るばかりです」。ただ主だけを頼るように、
四面塞がりの苦しい状況に置かれる。主を頼らせるためであり、そ
の出来事を通して、主の栄光を現されるためだ。
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ダビデの勝利の秘訣を学ぼう。ひたすら主のもとに行き、苦難の中
で、先のことより今日の知恵と今日を耐え抜く力を求めたい。今日
を主とあゆもう。主が全局面において守り支えてくださる。