2021年07月04日(日)

「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成 る」箴言19:21



人は誰しも、心の内で自分の道を思い巡らす。私達の心には「ああ
しよう〜、こうしたい〜」と様々な計画が、次々と思い浮かぶ。し
かし、それらのすべてが、必ずしも主の計画なのではない。主から
の計画があり、自分の思いによる計画がある。しかし、主の計画と
一致するなら必ず成し遂げられる。「人の心には多くの計画があり、
主のはかりごとだけが成る」。

もし主の御心で無いなら、その願いは成就しない。主の御心だけが
成る。しかし、私達の側とすれば「何も思い煩わないで・・願い事を
神に知っていただきなさい」とあるように、心にある願い事は、神
に知っていただくようにと。そして、願いの一つ一つを主に知って
いただいて、お委ねすればよい。

すると「そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が・・」と
なり、平安が与えられる。結果、その願いが御心なら、その計画は
進んで行くし、御心で無いなら閉ざされる。自分では御心だと思い
込んでいるが、そうでない場合も時にある。人間は完全ではないの
で、間違うものだ。むしろ、思いの通りでなく、逆に思わぬ方に、
御心があったりする。

又「人は自分の行ないがことごとく純粋だと思う。しかし主は人の
たましいの値うちをはかられる」自分では純粋だと思っている計画
の動機が、あるいは間違った動機による事がある。「人の歩みを確
かなものにするのは主」とあり、主はそれらも明らかにし、教え導
きながら、あなたの歩みを「確かなもの」として下さる。

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自らの人生に、主の最善の御心が成される事を信じる時、平安に守
られる。自分の思いは多々あるが、主の計画でないなら成就しない方
がよいし、止めて下さる事が感謝だ。後の日に、わかる事があり、自分
の思いの方向を止められた事を、心からの感謝をもって見い出す。