2022年03月04日(金)

「すると、彼への主のことばがあった。主は『エリヤよ。ここで何 をしているのか』と仰せられた」T列王19:9



エリヤは、450人のバアル預言者と戦った。あなたの神の名を呼
べ、
私は主の名を呼ぶ。その時、火をもって答える神が、まことの神だ
と。バアルの預言者がいけにえを献げ、神の名を呼び続けた。幾ら
叫び踊っても、身を傷つけて呼び続けても、全く何の答えも無かっ
た。

そしてエリヤが主の名を呼ぶと、主の火が降っていけにえを焼い
た。
エリヤは、奇跡を持って答える主により、大々的勝利を遂げた。だ
が預言者を皆殺しにした事を怒ったイゼベルが、エリヤ殺害を命じ
た。するとあれほどの戦いに大勝利したエリヤが、イゼベルの脅し
に怯えて逃亡したのだ。

霊的勝利の後は特に危険で、サタンの攻撃と誘惑が臨むと言われて
いる。身を引きしめ、慎み、へりくだって更に主に拠り頼む必要が
ある。人の心身には必ず限界があるので、極度の緊張状態にある
と、
許容量オーバーになってしまう。熾烈な戦いに消耗しきっていただ
ろう。

限界ギリギリまでの戦いをして、まだ、敵の攻撃に会う。どこまで
との、思いもあったかも知れない。怯えと恐れで、自分の命を救お
うと逃げる。そして死を願った。エリヤは主の言葉でなく、イゼベ
ルの言葉の方に支配されてしまった。聞くべき言葉とシャットアウ
トすべき言葉がある。

私たちも、サタンの一言で、一瞬にして恵みが消え、信仰が萎え、
疑いに襲われ心が暗くなった経験がないだろうか。絶えずサタンに
狙われている。不安、無気力に陥る時、御霊の気づきが与えられる
ように。そして主の言葉に耳を傾けよう。救い出して下さる。
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大きな祝福の後、些細なことで恵みが飛んでしまった経験がある。
サタンの策略に巻き込まれないように、どこまでも主を見上げてい
たい。御霊の気づきが与えられるよう祈りたい。