2022年05月04日(水)

「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かな ものにするのは主である」箴言16:9 


主は私たち一人〃のために、ご計画を持っておられる。そうなら自
分が、計画を立てるのは悪いのだろうか。しかしそうではない。無
計画の、行き当たりばったりが良いのではない。きちんと将来の計
画を立てることは大切だ。神無しの計画が、愚かで無意味なのだ。

自分中心にではなく、主と相談しつつ、御心を求め、計画するのは
良い事だ。愚かな金持ちは、大豊作の全収穫物が、自分のものだと
誇った。そこに神は無かった。自分の力であった。貧しい人の事も
全く無く、倉に貯え、今後、遊んで暮らせると喜んだ。しかしその
晩に命を取られた。命は、誰の手にあるのか。

神無しの人生設計は虚しい。人間の高ぶりだ。私達の命は消えてし
まう霧のようだと言う。主権者は主であり、御前にへりくだり、主
を人生の中心に据え、委ねて生きる時、人は初めて真の満たしを得
る。平安喜びと生きがいを見い出す。

人は裸で来て、裸で帰る。何が大切なのだろう。神の御心を求めて
の歩みは、平坦でなく、自分の思い通りでもないが、決して後悔の
無い、真に実を結ぶ人生だ。そして天でも豊かに報いられる。主は
最高の相談相手だ。

どの道を進み、どの選択をし、どう判断すべきか、求めるなら御心
を示し導いて下さる。今、不安があればそのまま進まず、立ち止ま
り、主に相談しよう。「人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを
下さる」
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自分の思いやプランほど頼りにならないものがあるだろうか。いつ
までも実現しないものや虚しいものを追いかけていく。主としっか
り結びつき、主の導きを求めよう。確実な歩みへと導かれる。