2024年10月04日(金)

「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」 へブル13:5



大災害に会った牧師が、会堂も住居も失ったが、自分も家族も全員、
命が助かった。主の守りに、心から感謝した、だが、持ち物は、全
部失ってしまった。特に自分には、何よりも大切な聖書や学びの資
料、今までの膨大なファイル、注解書や信仰書の何もかもを失った。
家族で避難所に身を寄せたが、一体、何が起きたのか、呆然状態だ
った。

とにかく主を仰ぎ、主を求め、心の内の状態を主に告げて、一心に
祈った。不安、恐れ、虚脱感の中、御前で御言葉が光のように臨ん
だ。「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな」。まさ
に主からの語りかけだった。その瞬間、不思議だが、心がすうっー
と平安になった。主に包み込まれたようだった。

「私は裸で母の胎から出て来た。また、裸で私はかしこに帰ろう」、
アーメンであり、全部失ったが、主が共におられ、この状況を、今
後をすべて導いて下さると確信できた。そして結果的に、災害復興
と共に主は教会も復興させて行って下さった。人生で、突如に、ど
うしてこんな事が、という事が起きる。

特に問題もなく平穏に過ごしていた中、突然試練が臨む。想定外の
事が起きる。しかしそれは主の想定内だ。「しっかりしなさい。わ
たしだ。恐れることはない」「わたしがともにいる」と決して見捨
てず見放されない。
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決してあなたを離れずとの御約束に立とう。目の前の現状は強力で
不安、心配は尽きないが、主に繋がっている限り心は平安に満たさ
れる。主と御約束に立とう。