2025年02月01日(土) 「しかし、イエスご自身は、よく荒野に退いて祈っておられた」 ルカ5:16
「しかし、イエスご自身は、よく荒野に退いて祈っておられた」 ルカ5:16
主は、よく御父に祈っておられたが、私たちも祈りと聖書を 読むこと、デボーションの大切さを繰り返し教えられるのだが、 なかなか難しいと感じる。悩んでしまうだろうか。聖書を読もう、 祈ろうとは思うのだが、時間が無い。又、気分が乗らずに、他 の事をしてしまい、ぐずぐすして先延ばしにする。 朝の時間は追い立てられるように、「あっ」という間に過ぎる。 バタバタと大急ぎで朝の支度をし、職場へ、学校へ飛び出す。 主婦は、聖書を読もうと思うが、まずは、朝のの食卓を片づけて からと思う。すると、ついでに掃除機をかけて、その間に洗濯機 も回し・・すると次々となすべき事の思いが来る。洗い上がった 洗濯物を干さねば、すると友人から電話がかかり・・、 昼食に買い物に、気がつくと、もう夕飯の時刻だ。夜は、テレビ を観て、ああ、今日も聖書を読む時間が無かった・・。「ベスト」の 一番の敵は「ベター」だと言われる。次善のものに忙殺される。 そして気づく。自分の心の内にも、頑なな固い石がある。デボー ションを持てないのでなく、持とうとしない自分がいる。自我だ。 ある人が、ハードな仕事に追われる日々、時間が無いから、静ま る時間が持てないと思っていた。ああ時間が欲しいと。そんなあ る日、突然の休暇が来た。しかし大喜びで行楽に出て行き、全く 主との交わりを持たなかった。その時、時間の問題などでなく、 自分の問題だと気づかされた。 頑なな自分を認めて、悔い改め、御前に出たその時に、幸いな 交わりが上から与えられた。常にサタンは、主の交わりを強く妨 害して来る事を覚えよう。助けを求めよう。 ・・・・・・・・・・・・・・ サタンは祈りと御言葉が恐い。祈りなしに、幾ら動き回り、労さ れても平気だ。祈りを奪い取ろうとする。しかし主はすでにサタン に勝利して下さった。サタンからの重いが来る時、それを主への 対話として行こう。祈りとなる。