2004年04月02日(金)

「だから、彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです」(マタイ6:8)

異邦人の祈りの特徴は、くどくどと祈る事。同じ言葉を、ただただ繰り返し、言葉数で効果を得ようというものだ。では、私達はなぜ繰り返しが不必要なのだろうか。神がすでに私達一人一人に必要なものを知って下さっているからだ。あなたの全てを親しく知っていて下さっている。又、くどくどと祈らないのは、神の愛を信じているからだ。神と労使関係にあって、交渉次第というのではない。神とは信頼関係にあるのだ。信頼とは神の御言葉を信じ、御言葉の約束に立つことだ。そして、神は言葉数ではなく、その心を見て下さる。信頼しているから、信じているから、願い、求めるのだ。神はその願いに答えて下さる。そして、更に神との関係が深められて行く。
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言葉数で、力で、恵みをもぎ取ろうとする態度は的はずれだ。言葉数の問題ではない。神とはそういう関係ではない。信頼で成り立っている関係だ。どんな時も、愛していて、心を知っていて下さる。最善をして下さり、常に最も良いものを与えて下さる。それを信じているから、求めて行く。