2004年06月03日(木)

「彼らは、私の愛への報いとして私をなじります。私は祈るばかりです」(詩篇109:4)



 ある男性が学生の時、盗みの濡れ衣を着せられた。全く身に覚えが無い事だった。別の生徒が偽りの証言をしたのだ。その噂は学校全体に広がった。中傷に対して、何もできず何の力も無かった。自分では無いと言い続ける事しか出来なかった。学校中を回って、自分は無実だと言いたかった。しかし、後に一人の生徒が自分が盗んだと告白した。ダビデも中傷の攻撃にあった。自分の権力を使って仕返しをする事もできた。しかし、神がその中傷する者を罰して下さるようにと祈った。私達も非難、中傷される時、やり返したくなる。しかし、中傷を中傷で報いるのではなく祈る事ができる。祈りによって、神に介入していただく方が遥かに優っている。祈りは力だ。
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私達には祈りがある。聞いていて下さる神様がおられ、今日もとりなして下さるイエス様がおられる。怒りに駆られて罪を犯すより、ひとつひとつ御前にうち広げて全能のお方に頼ろう。