2005年04月03日(日) 「それで、その国のある人のもとに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやとって、豚の世話をさせた」(ルカ15:15)
「それで、その国のある人のもとに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやとって、豚の世話をさせた」(ルカ15:15)
すべての財産を使い果たし、無一文になってし まった。金の切れ目は縁の切れ目で、群がって いた友人達は皆去り、誰にも助けては貰えな かった。食べるに窮した時、父の元へ帰る機会 であったが、父でなく、ある人の元へ行った。 プライドがあり、帰る事を許さない。体面も悪 い。まだ余力があり、自分の力で何とかしよう とする。私達もまだ力がある時は、父の元へ帰 ろうとはせず、自力で何とかしようとする。父 のもとへ帰るのではなく、方法を論じる。万策 尽きた時に初めて帰る。弟息子もどん底まで落 ちて、どうにもならなくなった時に帰った。そ の間じっと見守っておられる。これが御父の愛。 あなたも行き詰まっているか。方向違いに解決 を求めていないか。あなたに必要なのはただ神 だ。神を求め、神に帰る時だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 好き放題をしてみなければ、思い通りにしなけ れば納得できない。神は阻止されるのでなく、 選択を尊重し、その間じっと見守って下さる。 何という愛。問題は神から離れているという事 だ。神に帰ろう。平安に包まれる。