2005年08月03日(水) 『すると、イエスは言われた。「それを、ここに持って来なさい」』(マタイ14:18)
『すると、イエスは言われた。「それを、ここに持って来なさい」』(マタイ14:18)
ストラディバリウスは有名だ。最高のバイオリンだ。一 つ一つの部品が丁寧に人により彫られ作られている。 しかし、どんなに素晴らしくても、あくまでも物だ。奏者 あって初めて、このバイオリンは生きる。バイオリンだ けあってもどうにもならない。才能ある奏者に奏でられ る時、会場の人々を素晴らしく感動させ、その神髄を 発揮する。バイオリンと奏者が一つになった時、息を 飲む音色が生み出され、演奏は輝く。私達も同様だ。 私達の造り主の手に自らを置くなら、自分が最高に自 分らしく開花し、素晴らしい音色を鳴り響かせる。自分 だけではただのバイオリン、名手の手に握られる事が 秘訣だ。神に自らを明け渡す事が、最高に自分が自 分らしく生かされる道。真価が発揮できないままのバ イオリンか、それとも自らを明け渡し、名手の手に握 っていただくか、私達の選択だ。一生一度の信仰の人生、 よく考えてみよう。 ・・・・・・・・・・・・ 名手の手に握られる事が重要だ。主は献げられたパン と魚を取り、祝福し、大勢の人々を満腹させられる。自 分の喜びだけでなく、一つの人生が周囲の大きな祝福 とされるとは、何と感謝な嬉しい事だろう。