2006年08月04日(金) 「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編30:5
「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある」詩編30:5
誰しも人生に、暗い夜を経験する。 試練の時だ。しかし、夜のままで はあり得ない。必ず朝が来る。 これは何と慰めだろう。試練には 定められた期間がある。神が定め られた時から1分たりとも延びる 事はない。人間は成功が続く時こ そが危ない。莫大な遺産を受け継 いで人生を滅ぼした人は少なく無 い。成功の中で自らを律っする事 の出来る人はまれだ。順境で神を 求めなくなる人も多い。人がひた すら求めるのは平穏無事だ。 しかし、それが良いのかどうか。 神が送られる試みは、必ず私達の 素晴らしい益だ。試練の時は、何 もかもが光を失い、真っ暗闇に思 える。が、主のよみがえりを覚え よう。十字架で弟子達はつまづき、 落胆絶望した。万事休す、何もか もが終りだ。しかし、その時に世 界が一変した。死から命へ、暗闇 から光へ、溢れる喜びに変った。 必ず夜は明ける。今の苦しみは喜 びに変わる。明けない夜は無い。 それゆえ、どんな時にも、すべて の事について感謝できるのだ。 --------------------- 朝の来ない夜はない。試練の中で 主に目を向けておれるなら、その 時から私達は解決の中へと導かれ ている事を覚えよう。