2006年09月03日(日)

「わたしの民は二つの悪を行なった。湧き水の泉であるわたしを捨てて・・水をためることのできない、こわれた水ためを、自分たちのために掘った」エレミ2:13 

        
イスラエルが、神に頼る事をしないで、神
を捨てて、自分の力で水ためを掘った。神
に自らを明け渡す事、人生を委ねる事が出
来ない。神をそこまで信じる事が出来ない
ので、その結果、自分の判断、知恵、自分
の力で歩まねばならなくなる。神が悲しま
れる悪だ。水が必要なのであれば、神に求
めれば良い。神に祈れば良い。神は湧き水
の泉だ。神が与えたいと思っておられる。
何か事が起きた時、私達の姿ではないか。
焦って、自分を守るために、自分のために
掘る。思い煩い、不安で何かしなければ落
ち着かず、動き回る。しかし、神は、わた
しが湧き水だと言われる。わたしがする、
あなたの必要のためにわたしが動く、と。
それを「信じない」事が、湧き水であるわ
たしを捨てる事だと。自分で自分の必要を
管理し、信仰を守ろうとするので、疲れ果
てた苦しい信仰生活になる。自分で掘らず
に、湧き水である神にどこまでも信頼して
行こう。
・・・・・・・・・・・・
自分の力で歩む事は、主を捨てる事だ。自分
で歩む事はストレートな罪に見えないので中々
わからない。壊れた水ためを懸命に掘って、疲
れていないか。湧き水のもとへ行こう。