2007年04月02日(月) 「彼はハンナを愛していたが、主が彼女の胎を閉じておられたからである」Tサムエル1:5
「彼はハンナを愛していたが、主が彼女の胎を閉じておられたからである」Tサムエル1:5
ハンナは非常な苦しみの中にいた。 子供が与えられない苦しみ。当時 は迷信があり、不妊は神の祝福が 無い事と思われていた。人々から そういう目で見られた。それに加え、 ペニンナの陰湿で執拗ないじめがあ り、極度の圧迫状態の真っ暗闇な苦 悩の中で「なぜこの事態が?」「な ぜ自分に?」と必死に神に問うて行 く中で、状況から目が離れ、神に焦 点が向いて行った。そして「今の時 に、この場に、この状況に」自分を 置かれている神を見い出した。神の ご計画と目的を認識した。胎を閉じ られたのは神であり、ペニンナから のいじめも御心の内であった。苦悩 の中で神にまっすぐに向き合い、神 の心を悟った。神は祈りの器として ハンナを選び、用いられたのだ。当 時、人々は放縦に歩んでいた。社会 は腐敗し、正義はなく、神から離れ、 堕落し、祭司はおらず、神殿で不品 行が行われていた。神は、民を神に 立ち返らせる、霊的指導者を起こそ うとされた。そのサムエルを、祈り によって生み出す事を計画された。 ハンナはそのために器として用いら れたのだ。あなたも、今、何もかも が閉じられているか。今の状況の中 で、あなたへの神の計画がある。神 に焦点を合わせ、神の心を悟れるよ うに祈ろう。 -------------------- なぜだろうと思う事ばかりで思い通 りにならない時、やっと神様に尋ね、 信仰を働かせるのではないだろうか。 神様は愛して下さっている。御言葉 を聞き、神様の視点から今を見て歩 めるなら平安に守られる。