2007年07月04日(水)

「十二弟子のひとりで、イスカリオテと呼ばれるユダに、サタンがはいった」ルカ22:3


ユダは銀貨30枚で主を引き渡した。「サ
タンがはいった」と出て来る。ユダの中
にサタンが入った。そして、実際のその行
為に及んだ。どのように入ったのか。ユダ
の思索の中に思いの中に入った。そして、
サタンはユダを支配して行った。行動の
前に、まず思いがある。ユダは会計係を
しながら、金銭を盗んでいた。金銭に執
着し、金銭のとりことなっていた。そこにサ
タンはつけ込んだ。欲におびき寄せられ
誘惑され欲を妊娠させると罪を生む。
女性が妊娠すると赤ん坊が生まれ出る
ように、欲望を妊娠させると、必ずその
罪の実がはっきりと見える形で現れて来
る。欲は見えないが、心の中でそれに執
着し育んで行った結果が、見える実とな
り現れ出る。まず思いの中にあった事だ。
思いは人には見えない。しかし、思いで
罪を犯す。罪は外に現れ出る。「不品
行、汚れ、情欲、悪い欲・・を殺してし
まいなさい」見えない欲望を心で妊娠
させてはならない。行為が生まれ、恐
ろしい結実を招いてしまう。思いを御霊
に支配して頂こう。「怒り、憤り、悪意、
そしり、口から出る恥ずべきことばを捨
ててしまいなさい」。きっぱり捨て去ろう。
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突発的というより、普段から思いの中で
育み続けている事が罪となって結実する。
断ち切り、捨てない限り、いつか必ず産
み出す。サタンに足場を与えてしまう。
気づく罪をまず主に告げよう。