2007年12月04日(火)

「御霊によって歩みなさい」ガラテヤ5:16



クリスチャンの心の中には、生まれ
つきの肉の思いと、御霊によって与
えられる神の思いという、二つの相
反するものが働いている。二つの性
質が心の内に存在し、どちらもが強
く引っ張る。肉の思いに従うなら、
妬み、憎しみ、怒り、偽り・・罪の
実を結ばせてしまう。御霊の思いに
従うなら、愛、喜び、平安、寛容・
・御霊の実を結ぶ。どちらもが、自
分の内にあり、瞬間、瞬間の選択が
実を決定する。ある人が若い時に非
行に走った。不幸な生い立ちだった。
しかしある時気づいた。確かに生い
立ちは不幸だし、親にも恵まれなか
ったかも知れない。しかし、ひがん
でグレる事を選択するのは、紛れも
なく自分だ。他人は選択できない。
自分自身の選択だ。グレる事を拒否
する選択もできたはずだ。そうであ
れば、これから神に従う道を選択し
て行こうと。私達も同様だ。サタン
は肉に働いて、罪に引き込もうとや
っきだ。優しい言葉をかけ、寛容な
態度をと思っても、つい肉はイラ立
ち、とげとげしくなる。又、きつい
言葉を受けると、肉は言い返したく
なる。しかし御霊は祈れと言われる。
二つが相反し、引っ張る。そのつど
「できません。助けて下さい」と主
に明け渡そう。すると御霊が助けて
下さる。御霊が働かれる時、全く頑
張る事もなく、自然に優しい言葉を
かけ、攻撃して来る者のために祈る
ことができる。自分でなく御霊の働
きだ。
---------------------
自分の知恵と経験、自分の感覚にた
より、何気ない瞬間瞬間を生きてし
まいがちだ。その瞬間が今の自分を
形造っている。常に主を仰ぎ、肉を
意識し御霊を選び取れますように。