2008年06月03日(火)

「サウルはダビデを恐れた。主はダビデとともにおられ、サウルのところから去られたからである」Tサムエル18:12

サウルは女たちが笑いながら歌っ
た「サウルは千を打ち、ダビデは
万を打った」から疑心暗鬼となり、
ダビデに嫉妬の炎を燃やした。サ
ウル自身がダビデに好意を持ち、
そばに置いていたのに、他の者た
ちがダビデを賞賛し始めるや、嫉
妬と化す。罪の性質だ。私たちに
もある。自分だけが好意を持って
いる間は良いが、皆がその人を誉
めそやし、人気が集まって行くと
嫉妬となる。サウルの妬みは、憎
しみ、敵意、殺意と高じて行った。
実際にサウルはダビデを槍で突き
刺そうとした。妬みは殺意へと燃
え上がる。なぜサウルはそれほど
までに、嫉妬に狂って行ったのか。
ダビデとの関係の前に、神との関
係が問題であった。どんな時にも、
私たちは悔い改めることができる。
もう一度やり直す事ができる。サ
ウルは悔い改める事ができた。主
は赦しを与え、道を示して下さる。
ダビデはどうであれ、ダビデに関
係なくサウルは主が示される自分
の道を平安に歩む事ができたはず
だ。しかしサウルはそうしなかっ
た。私たちはどうだろう。妬みは、
決してプライドが認める事を許さ
ないので、気づかずに無意識の下
にある事がある。何か心がざらつ
く、何か気になる、そんな時、御
霊に心の深みまで探って頂こう。
心の底に妬みが巣くっている。何
より悔い改めが大切だ。へりくだ
って悔い改める時、赦され、妬み
から解放される。平安と喜びもっ
て日々を歩むことができる。
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神様から遠く離れてしまうなら、
なだれのように肉に思いを明け渡
してしまう。神様と自分との関係
を大切に、一つ一つ罪しめされな
がら、赦されながら歩もう。