2010年01月03日(日)

「すべての事について感謝しなさい」Tテサロニケ5:18


ある本にこんな箇所があった。サタンが倉庫を持っていて、そこに、今から人々の心に蒔こうとする「種」が種々置かれていた。一番大量にあった種が「失望」であった。この種が一番順調に育ちやすく、多くの実を結ばせるのだ。

この種が一番効率良く、たやすく、人々を神から離すことができる。強力な種だ。これを蒔きさえすれば、後は放っておいても順調に育つ。しかし、この種が一つの場所だけに何の効き目もない事を、サタンは認めた。幾ら蒔いても、効果があったためしがない。「それはどこの場所か」の問いに、「感謝する心」とサタンは答えた。

「失望、落胆」が信仰者にとって、一番の敵だ。心沈ませ、気力を奪ってしまえば、どうにも出来ない事をサタンは知っている。逆に「感謝」のある所、サタンも何もどうにも出来ない。

サタンの足場が無くなってしまう。良い事だけでなく、一見都合の悪い事も「すべての事について感謝」する事は力だ。一見都合の悪い事は、悪い事ではない。
そこから逆転、素晴らしい祝福に繋がっている。

ある人が苦しい状況にまず感謝して、感謝を続けた。すると「御心に従ったのに、なぜ?」「主は助けられるのに、なぜ?」の思いが消えた。状況はそのままだが、心に平安が臨んだ。

やがてその事態は導かれて行った。疑いやつぶやきの、サタンの罠にはまらず、感謝を選ぼう。これは選択だ。
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全ての事に感謝するとは、そこにいつも神様を認めているという事だ。何があっても感謝しなさいと言われている。「駄目だ、駄目だ」とサタンが蒔こうとする種を自分の心に入れてはいけない。