2010年04月02日(金) 「『私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか』こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した」マタイ18:33
「『私がおまえをあわれんでやったように、おまえも仲間をあわれんでやるべきではないか』こうして、主人は怒って、借金を全部返すまで、彼を獄吏に引き渡した」マタイ18:33
6千億の負債のあるしもべがいた。到底返済不可能だ。猶予を願うしもべを可哀想に思い、主人は全額免除にしてやった。押しつぶされるばかりの重荷がきれいに失せた。その帰りに、百万貸しのある相手に出会った。ひれ伏して、少し猶予をと願う相手を容赦せず投獄に。 それを聞いた主人は怒り、彼を牢に投げ入れた。私達も人を赦さないならこのようになると。6千億の負債がチャラにされた。同様に、私達は主の十字架の贖いにより、すべての罪が赦された。 「わたしは、彼らの罪を二度と思い出さない」と。これほどまでの恵みを受けているのに人を赦せない。それは牢獄に入る事になる。牢獄は四六時中、憎しみと復讐心で真っ暗闇だ。憎しみにがんじがらめで、出る事ができない。心は常に苦しい。楽しいはずの時も、決して楽しめない。一生その相手に拘束される。 どうしたら牢獄から出られるのか。解決は一つだ。赦せない人を赦す事だ。牢獄から出る道はそれだけだ。わかるが自分では出来ない。神がさせて下さる。赦そうとの意志を向ける事だ。ある人は親が絶対に赦せなかったが、「赦しますから、私も赦して下さい」の祈りから主の取り扱いが始まった。 そして親を赦せた。牢獄から解放された。あなたも赦せない相手がいるなら、祈って行こう。主が取り扱って下さる。 ---------- 赦せないと、いつも心の中で攻撃しているなら何時間でもその憎い人の虜となり、自分は牢獄の中だ。人を憎み、裁いている自分が問題だと気づけますように。そこを神様が取り扱って下さる。