2011年06月02日(木)



「今、見なさい。あなたがたが選び、あなたがたが求めた王を。見なさい。主はあなたがたの上に王を置かれた」Tサムエル12:13  

民が王を求めた時、それはサムエルの気に入らなかった。が、主に祈ると「この事はあなたを退けたのでなく、このわたしを退けた」と言われ、「民の声を聞き入れよ」そして、「王の権利を継げよ」と言われた。示しの通りに従い、その結果、尚も王を求めて止まない民に、主は「一人の王を立てよ」と言われた。

その後、タイミングピッタリに主の導きが成し遂げられて行く。キシュの息子にサウルがいた。彼は、最も美しい男性で、誰よりも背が高かった。父キシュの雌ろばがいなくなり、父に頼まれ、雌ろばを捜しに出た。あちこち捜すが見つからず、帰ろうとした時に、連れの者の提案で、道を教える事の出来るサムエルを訪ねる事になる。途中で娘達に会い、その娘達が居場所を教えてくれる。

言われた通りに進むと、丁度ピッタリ、サムエルに出会えた。パズルに一つ一つのピースが埋まるように導かれて行く。一見偶然に見えるが、これは、神がサウルを王に立てようとのご計画であった。サムエルもサウルを君主とせよとの、神の命を受け、それを受け入れて従い、サウルを君主に立てた。

私たち一人〃にも主はご計画を持たれ、起こる出来事の一つ〃に働いておられる。そのピースを見分けて行けるように。そして、サムエルのように導きに従えるよう祈ろう。
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起こる一つ一つの事に主のご計画がある、それに気づけるよう、間に合うよう朝ごとに自分を献げ、主の役立つピースの一つになって行こう。