2011年12月01日(木)

「わたしの口から出るわたしのことば・・必ず、わたしの望む事を成し遂げ、わたしの言い送った事を成功させる」イザヤ55:11

    
  
私達は、祈ろうと思うが、なかなか難しい。意志が強ければ、祈り続けられるのに、意志が弱いからだめだと思ったりする。しかし、人間の意志の力が物事を実現させるのではない。神の意志が物事を実現させる。だから、神の御心が大切だ。しばしば、主が望んでおられるのではと、自分が思う事を、神の御心と勘違いしてしまう。しかし、成就しないので、いぶかる。

ある人が、これぞ御心と思うが、決してうまく行かなかったと証しした。後にそれは、神の望む事ではなく、自分が、神のためにしたい事だったと気づかされた。自分の望みであった。自分が欲しい神の言葉でなく、神の口から出たことばが成就する。どうすればよいのか。

まず自分自身の意志を明け渡そう。自分の思いが、御心を知ることを妨げる。そして、神の言葉が臨んだなら、その御言葉から目を離さず、握っていよう。そのプロセスの中で経験する。

なかなか実現せずに、どこがどうなっているのか、これが一体どのように展開して行くのか、わけがわからない。遠回りに見えるかも知れないし、時間がかかるかも知れない。

しかし、神の言葉は必ず成就する。その言葉の通りになる。だから、すでに得ている事になる。アブラハムはイサク誕生を25年待った。神の時に、目に見える形で実現する。待っていよう。
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御心がなかなかわからないと自らの経験や人に尋ねてみたりする。しかし神に尋ねなければならない。この道に歩めとの答えがある。確信を握って歩めるのは何と幸いなことだろう。