2014年04月01日(火)

「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は、われらの避け所である」詩篇62:8 



信仰生活では、様々な事が起きる。すべての人は、喜びの時、悲しみの時、苦しみの時を通る。喜びの時、楽しみの時は、主に感謝すればよい。しかし、苦しみの時にはどうすればよいのか。詩篇記者は、「あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は我らの避け所」とあるように、詩篇の様々な箇所で、感情を、気持ちを主に吐き出している。苦しみ、嘆き、怒り、悲しみ、焦り、失望、落ち込み、いら立ち・・何もかも率直に赤裸々に、「御前に注ぎ出」している。

弱さをありのまま、正直に注ぎ出して行く時、そこで主に触れる。そこで御霊が働かれ、心が変えられて行くことを経験する。そして、「あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって・・願い事を神に知っていただきなさい」とあるように、「感謝をもって」「感謝」には不思議な主の力がある。

今までどうであったろう。苦境の時、絶体絶命の時、主はどのようにして下さっただろう。必ず助け出して下さったから、今がある。では、今回も助けて下さらない事があろうか。主は愛していて下さる。主はご計画を持っておられ、「ご自分では、しようとしていることを知っておられる」。「益として下さる」それゆえ感謝をもって、主に信頼しよう。「民よ。どんなときにも、主に信頼せよ」。主はその感謝と信頼を喜んで下さる。
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どのような中にあっても感謝に行き着くのは、悩みの中にあればあるほど主を呼び求め御霊の励ましや慰めをそこで受け、主に触れた経験があるからだ。避け所である主のもとに感謝がある。