2015年09月02日(水)

「彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです」Uコリント10:12 




主を知る以前、私たちは、人との差異で自分を量って来た。無意
識にも人と比較して来た。人がほめられると、自分がけなされた
と思う。まるでシーソーだ。誰かが上がると自分が下がる。劣等
感に陥り、自分はダメだと落ち込む。自分が上がると人を見下し、
優越感に浸る。

しかし、人と自分は全く関係が無い。何の関係も無い。人がほめた
られても、自分がけなされたわけではない。人が下がっても、自分
が上がったわけではない。これらは、心の底にある「比較」から生
じる。又、人との比較で、自分がダメだと感じるなら、頑張って成
果を出して、人から認められようとする。自分の価値を取り戻そう
とする。もし、人が認めてくれなければ、怒り、又、自己憐憫に陥
る。

人と比べる事に何の益もなく、不平不満、焦り、高ぶり、落ち込み
が生じる。人の幸せは、自分の不幸せになってしまう。どうすれば、
比較から解放されるのだろう。今のあるがまま、人と比較し、妬み、
落ち込み、不平不満に陥る・・そのままを、主に告げて行く時、主
が受け止めていて下さること、愛していて下さることに行き着く。

そして、主は一人〃に、ご計画を持っておられ、「あなたがたの内
に良い働きを始められた方は、キリスト・イエスの日が来るまでに
それを完成させてくださる」。人との比較でなく、主を見上げて自
分に与えられた御心を行なって行く時に、喜びもって生きて行ける。
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人との比較や競争に疲れ、主の元で平安を得たはずが、また何度も
比較の中に入りこみ、自分で自分を推薦したくなる。人を見ている
目を主に向け、この弱さを祈っていこう。