2002年05月03日(金)

 「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて誘惑されるのです」(ヤコブ1:14)

 
 雪が続いていた冬のある日、アイスバーン
に乗り上げスリップしてしまった。
ケガは無く、車もバンパーを少しぶつけたが、
どうも無かった。アイスバーンははっきりと
見えない。突然ハンドルを取られて、制御が
効かなくなる。誘惑も同じだ。油断している
時に突然来る。そして、ハンドルを取られる
ように制御が効かなくなのだ。脱線し、破壊
してしまう。明らかな誘惑なら、それとわか
るので避けて通れるだろう。どんなに危険か
をよく知っているからだ。
しかし、小さな誘惑に負けやすい。
こんな事ぐらい大丈夫、こんな事ぐらい皆も
やっている。それで足をすくわれてしまう。
立っていると思う者は倒れないように気を付
けよ。まず誘惑が来るのが日々の祈りやみ言
葉を聞く事に関してだ。少しづつ祈りから遠
ざかり神との交わりが弱まった時が要注意だ。
必ずそんな時に足元をすくわれる。
神との交わりに戻れ。