2016年12月03日(土)

「あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してく ださる」詩篇55:22


よく、ゆだねる事ができない、非常に難しいと耳にするが、どうだ
ろう。「ゆだねる」とは、石を転がすというような意味で、主の上
に、あなたの石である重荷を転がしてしまうことだ。石を転がすと、
その転がした石はどうなるのか。主の上にある。自分のもとにはも
うない。そのように、主にきっぱりと手放してしまうことだ。

すると思い煩いがきれいに消えてしまう。不安が無くなり、平安が
心に満ちる。経験した事があるだろうか。重荷が、心配事が、主の
手に渡ってしまうからだ。ところが、ゆだねたつもりでも、自分が
握っているなら、不安は消えない。平安にならない。どこまでも
「つもり」で、実は明け渡していない。

自分が手を放すと、どうなってしまうのかが不安でたまらず、どう
しても放す事ができない。信じることができない。自分が手放して
しまうと、すべてがだめになってしまうように思えるからだ。いつ
までも握り締めている。問題が「不信仰」にあるなら、その事を主
に打ち明け、助けを求めよう。

事が自分の思い通りでないと嫌だという時も、委ねられない。委ね
ると自分の思いが通らないからだ。委ねるとは、イエスでもノーで
も、どちらでもOKという事になるからだ。その事に、執着してい
るなら委ねられない。御霊に心を探ってもらい、主の助けを求めよ
う。

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主に委ねるとは、右でも左でも、白でも黒でも、御心のままでOKで
すの態度だ。底にどうしてもこうでなければ、との自分の思いがあ
ると、主に渡せない。「委ねられません」と祈って行こう。その時、
今まで気づかなかった、心の底の思いにも気づきが与えられる。