2018年12月03日(月)

「人は自分の行いがことごとく純粋だと思う。しかし主は人のたましいの値うちをはかられる」箴言16:2



私たちは普段、日常生活で様々な計画を立てる。今日一日の計画
から、一生涯の、また老後の人生プランまで様々だ。そこには良
い仕事に就く事、幸せな家庭を持つ事、出世する事、趣味を楽し
む事、財産を築く事・・それら自体は決して悪い事ではない。仕
事で努力し、結果を出す事、名を上げる事、財を築く事も全く悪
いことではない。

目標に向かって、努力する事は良いことだ。しかし大切な事は、
それらに突き進ませている、心の内側の「動機」だ。信仰には、
動機に目を向ける事が大事な事だ。どうしてで財を蓄えようとす
るのか?なぜ仕事に邁進するのか?私たちの「動機」が非常に重
要だ。今、目の前の計画の動機はどうだろう。御霊によく探って
頂こう。

誰しも「自分の行ないがことごとく純粋だと思う」、自分の動機
はきよいと思う。が、「主は人のたましいの値うちをはかられる」。
主はまさに動機を見ておられる。主のための奉仕、他者を助ける
計画の動機はどうだろう。自分を喜ばせるためか。自己満足のた
めだろうか。

自己実現や、あるいは虚栄心、プライド、人からの賞賛を求めて
だろうか。それとも神をお喜ばせするためだろうか。御霊は心探
って下さる。そして「あなたのしようとすることを主にゆだねよ」
とあるように、立てた計画に固執するのでなく、それをまず主に
委ねよと。

その時、「動機」を正しく軌道修正し、主に喜ばれるものとして、
導いて行って下さる。そして「あなたの計画はゆるがない」。そ
して主が成し遂げて下さる。
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夢中になるあまり気づくと主に聞くこともなく走っていないだろ
うか。日々、主の聖さ、正しさ、愛に触れていよう。自分の姿を
見せてくださる。気づいたところからやり直せる。