2019年04月02日(火) 「わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです」ヨハネ6:63
「わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです」ヨハネ6:63
ある人が難しい仕事で、行き詰まってしまった。もう策が無く、ど うにも八方ふさがりに感じた。しかしその事業は、主に祈り、主に 導かれて始めた仕事であった。どうしてよいかわからない。自分の 限界、自分の無力に打ちのめされるばかりだった。主の御前に静ま ろうと、心を静め、そして、心の思いをことごとく打ち明けた。 御声を聞こうと、御言葉を読んでいた時に「あなたがたがわたしを 選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び・・任命した のです・・実を結び、実が残るため・・」の言葉に釘付けになり、 心に迫り来た。主がこの仕事に自分を選び、任命して下さった事が、 新たにされた。 この仕事を導かれたのは主だ。自分が何とかしなければと、「自分 が」「自分が」と先立ち、頑張って、力尽きた姿が見せられた。 「自分が選んだのでなく、主が選んで下さった」そこに平安と安堵 が来て、肩の力が抜けた。その時、自分自身、仕事を今一度明け渡 した。すると不思議な事に、思い煩いが失せた。とにかく、目の前 の一つ一つを、主に従って行けばよいのだと思えて、気持ちが楽に なった。 祈りつつ、主が導かれる通りに従って行った。その時、目の前の道 が、開かれて行き、「主の山に備え」があることを一つ一つ体験し た。今、もし行き詰まっているなら、主のもとに行き、心を静め、 耳を澄まして、主の御声を聞こう。「聞く者は生きるのです」主の 言葉により、再び立ち上がらせられる。御言葉には霊といのちが宿 っている。 ------------ ありのままを祈り御言葉を開くと、主が様々な形で語ってくださる 経験をする。御霊は一瞬で肉の思いを変えてくださり、心が伸びや かにされる。主の言葉を信じ立ち上がれる。