2019年05月03日(金)

「窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろにされなかったからです」詩篇102:17




ある人が、ある月末に経済的苦境に陥った。赤ん坊のミルクが無く
なってしまい、買うお金が無かった。夫が、とりあえず友人に借り
ると言った。給料が入ればすぐに返せる。夫の友人は快く貸してく
れるだろう。しかし自分はクリスチャン、まず主に祈り、主に頼り
たい。

心の中で主に向けていると、夫が、「先にちょっと父親を見て来
る」と出た。すぐ近くで独り住まいの父親が体調崩し伏せっていた。
夫が出た後、主に祈り始めた。必要が与えられるように、切に祈り
に祈った。30分経た頃、ふと人の気配を感じ、振り向くと、夫がミ
ルク缶とおしめを持って立っていた。びっくりして、どうしたのか
と聞くと、父親の所へ行くと、丁度親しい知り合いが来て、見舞金
を渡された。

それでとり急ぎ必要な物を買って来たと。直ぐなる主の答えに、主
を崇め感謝に溢れた。ある人も会社の突如の倒産に、貯えの無い中、
とりあえず当座の必要を親戚に借りようと思った。しかし「神の国
とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、
これらのものはすべて与えられます」を与えられた。

即、人に借りるのでなく、まず主に求めようと。それで必要が与え
られるようにと切に祈った。祈り続けていると、以前にお金を貸し
た人から、まとまったお金が返済されて来た。全く忘れていたもの
だった。主が共におられるとは何と幸いだろう。
--------------
主は愛する者の最善を与えてくださるお方だ。まず主に求めよう。
窮地を知っておられる主に祈り一切を委ねよう。祈りと同時にまず
主の平安が与えられる。