2019年11月02日(土)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくだ さる」詩篇37:5



私達はしょっ中、思い煩う。そしていつも心配する。この事、あの
事、次から次へと思い煩いは尽きる事がない。しかし御言葉は何と
言ってるだろう。モーセに導かれたイスラエルが、出エジプトを果
たした後に、追っ手の精鋭屈強のエジプト軍が背後に迫り、目の前
は紅海という絶体絶命の状況に陥った。

戦闘訓練を受けたエジプト軍に、戦い方など知らないイスラエルの
民が立ち向かえるわけもない。進む事も退く事も出来なくなった。
その時に、主は奇跡を起こし、海を分け、海のただ中に道をつけら
れた。どんなに行き詰まりと思える状況でも、主は、そこに道を造
られる。

食物の無い荒野では天からマナを降らせ、岩から水を出された。そ
して約束の地カナンまで導き、カナンを前にしては、溢れるばかり
のヨルダン川の水をせき止め渡らせ、更にエリコの城壁を崩され、
勝利をもたらされた。あの絶対に滅びないバビロンを倒され、不滅
と言われたローマも倒された。神に不可能は一つもない。すべては
主の主権の中だ。

その全能の主があなたの事を心配して下さっている。そして、思い
煩うな、主に委ねよと言われる。実は、問題が問題なのでなく、問
題の中で主を信頼しない事が問題だと。問題を繰り返し〃心に思い、
不安と恐れに飲み込まれてしまう。

問題を見続けて、恐れのどん底に陥る。逆にそれだけ繰り返し恵み
を思えばどんなに幸いだろう。主に問題を渡し、導きに従おう。そ
の時立ちはだかる問題の城壁が崩れ、道が備えられている事を見て
行く。

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頭ではわかるのだが、ゆだねられない事が問題だろうか。握りしめ
て放せない。どうしても放さない。自分ではゆだねる事が出来ない
ので、あるがまま告げて、助けを求めて祈ろう。御霊が少しづつ、
少しづつ導いて下さり、祈りは答えられる。