2020年04月02日(木)

「イエスは言われた。『その石を取りのけなさい』死んだ人の姉妹マルタは言った。『主よ。もう臭くなっておりましょう。四日になりますから」ヨハネ11:39



信仰生活において、時に信仰のテストが来る。ラザロが死んだ時に、
主は「ラザロはよみがえる」と言われ、墓へ行かれ、墓に立てかけ
てある石を「取りのけなさい」と言われた。死後四日を経ていたの
で、マルタは「もう臭くなっておりましょう」と答えた。理性と常
識で考えるなら、死後、腐敗が始まっている。

その時に、主は「『もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を
見る』、とわたしは言ったではありませんか」と言われ、その言葉
に、彼らは墓の石を取りのけた。そして主の栄光を拝する事になる。
ペテロは、主に「深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい」
と言われた。しかし常識と理性では、朝に魚はいない。そのため夜
を徹して漁をする。

が、昨夜の漁では一匹も魚がとれなかった。信仰のテストだった。
主の言葉と見える所が正反対だ。どうすればよいのか。だがその時、
ペテロは「でもおことばどおり、網をおろしてみましょう」と常識
では考えられないが、主の言葉の方に従って網をおろした。すると
手助けが必要なほどの大漁であり、驚くほどの祝福であった。

私たちにもテストが来る。信仰を練り、堅くするためだ。見える所
と御言葉が異なる時は、御言葉の方を選び、従ってみると、必ず主
のみわざを見る。信仰が成長へと導かれる。従ってみて初めて経験
する事だ。あなたにもテストが臨んでいるだろうか。主の示しに一
歩踏み出し、沖へ出て、網を下ろそう。
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見えはじめたら急いで行きます、の信仰ではないだろうか。信じる
なら神の栄光を見るとの主の約束に素直に従いたい。主の栄光を拝
するために信仰のテストを逃さず主への信頼を増し加えていこう。