2022年11月02日(水)

「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ。彼ら の悪がわたしの前に上って来たからだ」ヨナ1:1



ヨナは、主からニネベへ行くよう命じられた。だが敵国であり、極
悪非道なアッシリヤの首都ニネベに行きたくない。すると丁度そこ
に反対方向のタルシシュ行きの船があった。主を避けて、渡りに船
で、それに乗った。私たちも時に経験するだろうか。御心に従いた
くなくて、ぐずぐずしている時、そこに都合良く別方向の船がある
ものだ。

ヨナは、その反対方向の船に乗った。私達もどうだろう。ある人は
宣教師になるよう、導かれているとわかった。しかしぐずぐずと決
心できず、悶々状態だった。するとその時に別の船が来たのだ。高
額の報酬と地位を約束された仕事のオファーが来た。又、それが何
より自分の好きな事で、才能が生かせる仕事だった。結局、その仕
事を受けた。

すると仕事は高レベルで、残業は多く、心身の疲労は半端無く、教
会に行けなくなり、神から離れてしまった。家族の問題で、我に返
り、主に立ち返る事が出来た。御心がわかったが、ぐずぐずしてい
た時に、丁度、非常に魅力ある船があり、乗り込んでしまい、御心
からそれてしまった。しかしあわれみ豊かな神は、尚も主のもとに
導き返して下さった。

大きな進路だけでなく、日々の小さな事柄の中に、御心から逃げた
いと思う時、丁度そこに反対方向行きの船があったりする。それに
乗りたい誘惑にかられる。反対向きの船をサタンが用意している事
を覚え、主の御心の方に従おう。大きな祝福を刈り取る事になる。
------------
御心にすぐに従えず都合の良い言い訳を考えて避けてしまったあの
事やこの事が浮かぶ。主はぎりぎりまでは諦めず次の道を用意して
くださる。失敗を恐れず祝福を信じて従えるように祈ろう。