2023年03月03日(金)

「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があな たがたのことを心配してくださるからです」Tペテロ5:7



多くの人は、悲観的思考に傾くと言われているが、私達はどうだろ
う。心配症だろうか。ああでもない、こうでもないと、くよくよと
思い煩うだろうか。それなら、本来は平安の中で、喜んで過ごす時
間を無駄にし、つぶしてしまう。だが思い煩いの中にいると、気づ
けない。

これからのあれこれを思い煩うが、それは亡霊だ。現実では無く、
実際に起きてもいない事で、ただただ堂々巡りし、何も生み出さ
ず、不毛の時間だ。心は暗く落ち込む。「思い煩い」とは「心を分
割する」との意味があり、あの方面この方面へと、心があちこちへ
と分かたれる。

マルタが、主をもてなすために、準備にあれもこれもと心が分割
し、焦り、イライラした。何もせず座っているマリヤに腹を立て、
それを許している主を責めた。自分の力で頑張る時に、思い煩いが
来る。自分の肩にすべてがかかり、担い切れず、いら立つ。主に頼
らず、自力でする時に思い煩いに支配されてしまう。

又、私たちは、人が気になる。あっちにもこっちにも良い顔をし、
人に良く思われたい。誰からも嫌われたくない。主の目でなく、人
の目を気にする時に、どう思われるかが気になって仕方が無い。あ
の言葉、この態度と思い煩う事になる。とにかく思い煩いが来る
と、それを主に持って行こう。

ありのままの思い、気持ち、心の悶々を主に告げよう。何も思い煩
わないで、いっさいをゆだねよと言っておられる。主が受け止め、
最善へと導いて下さる。ゆだねる時に、その問題が主に渡るので、
重荷が主の肩に渡り、心が平安にされる。
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まだ起きてない事や、正解のない人の目など漠然と心配している。
出口のない思い煩いに気づいたら、すぐに心の内を主に告げよう。
弱さも矛盾も抱えたままで主に向かおう。