2024年09月02日(月)

「『主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むち を加えられるからである。』訓練と思って耐え忍びなさい」 へブル12:5



主は「その愛する者を懲らしめ」とある通り、主は、愛する者を訓
練し、取り扱われる。懲らしめるのは、愛する者であり、愛ゆえの
事だと。しかし、病気けが、不合格、不作、リストラ、倒産・・一見
マイナスの事が起きると、主に祝福されていないと思ってしまうだ
ろうか。がっかりして、落ち込んでしまうだろうか。

だが御言葉は、逆の事を言っている。愛しているから取り扱うと。
ヤコブは、主に取り扱われた。彼は、父と兄をだまし、祝福を奪い
取ってしまうような、自己中心で狡猾な者だった。その結果、兄の
激怒で、家におれなくなり、遠方の伯父ラバンのもとに身を寄せる。

ところがそのラバンは更にずる賢く、ヤコブは結婚においてラバン
にだまされる。愛する妹ラケルとの結婚を、姉レアにすり替えられ
た。ラケルのために、更に7年の労働を課せられた、ラケルへの愛
により、全うしたが、20年の労働は厳しく辛いものだった。昼は暑
さに、夜は寒さに悩まされ、眠ることもできない有様だった。

主は、ヤコブを苦しみと困難の中で、訓練し、練られ、聖められて
行かれた。自我が強く、ずる賢いヤコブが、主によって砕かれ、造
り変えられた。私たちも必ず試練があるが、主の計画の中で、霊的
成長のためであり、御霊の実を結ぶためだ。更に主を親しく知って
行けるためであり、必ず祝福に結果する。
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逃げる事ができない状況によって私たちは変えられて行く。我が子
へと、主が送られたものを正しく受け取り、成長へ向かいたい。今
はわからなくても主のご愛を信じていたい。