2024年10月03日(木)

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々の ためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、 私たちは知っています」ローマ8:28



ある人の子どもが、様々問題があった中、進路での挫折から、うっ
屈を爆発させるかのように道をはずして行った。非行に走り、警察
沙汰を起こした。親は悩み、苦しみ、どうしてこんな事にと心裂か
れる思いと、同時に怒りもわき、心の内で子どもを責めてしまう。
又、自分を責め、自己嫌悪にも陥って行く。

苦しみと嘆きの中で、とにかく主のもとへ行き、ことごとくを、御
前に打ち明け、悲痛な思いで祈りに祈った。絶望、怒り、悲しみ、
落胆・・、心はぐじゃぐじゃだった。涙も出る中、ありのままを主に
告げて行った。気持ちも吐き出し、そのままじっと御前にいた。
その時に、不思議だったが混乱した心が、少しづつ〃収まって行っ
た。

そんな時、いつも聞いている御言葉が、心に浮かんで来た。「神を
信じ、またわたしを信じなさい」「見よ。わたしは、世の終わりま
で、いつも、あなたがたとともにいます」「恐れるな。わたしはあ
なたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから」普段、
聞く御言葉が心に響いて来て、特別に励まされた。そして「神がす
べてのことを働かせて益としてくださる・・」を信じようと思えた。

これをどのように益にして下さるのか、期待したいと思った。あれ
ほど波風逆巻いた心が、すうーと落ち着いた。色々考える中で、自
分の思いが強く、子どもを変えよう〃、としていた自分に気づかさ
れた。心砕かれて、あるがままを受け入れることができた。自分を
変えて下さった。
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解決が与えられていなくても、神がすべてのことを働かせて益とし
てくださる、それを知っていると言える幸いを感謝したい。この
試練を通し、必ず主の最善のへと変えられる。希望がある。