2001年05月03日(木)

「この民は、主の宮を建てる時はまだ来ないと、言っている」(ハガイ1:2)



神のみわざの奉仕をするならば、
神の御心と神の時は、大切な問題だ。
ハガイの時代、イスラエルの民は主の宮
を再建するにあたって同じ問題に直面した。
彼らは、バビロン補習とされた年月を経て、
エルサレムに帰ってきた。
神の指示により再建に着手した。しかし、
脅迫や恐怖に屈して、工事を中止した。年月
が過ぎ、彼らは自らの怠惰を「時がまだ来ない」
と弁明した。無意味な言い訳だった。
本当の理由は別にあった。
自分が快適に暮らす「板張りの家」を建てるのに
かまけ、主の宮の再建に割く時間もなく、努力も
できなかった。自分のための「家」を建てること
だけに熱中しないよう、十二分に注意しなけれ
ばならない。
神の為に働く事をおろそかにし
ないためである。いつでも神がふさわしいと
される時に、みこころを行い、神の指示によっ
て実行できるよう求めよう。
今こそ、神のみこころに従う時だ。
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