2006年12月03日(日)

「主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった」申命記8:3



イスラエルの民は出エジプトを果たし、
荒野に出た。40年、何も無い岩と砂だ
けの苦しい荒野を旅したが、それは主が
苦しめ、試み、飢えさせられたとある。
民はつぶやきの連続であった。不平不満、
不信仰、葛藤、何と不毛の歳月だろう。
しかし、神にはご計画があり、目的があ
った。民に「神の言葉によって生きる」信
仰を確立させようとされたのだ。私達も
同じような所を通る。水も食べ物も無い、
灼熱の太陽が照りつける苦しい荒野、
訓練と試みの場所だ。神がそこに送られ
たのだ。それは、あなたに、神の言葉に
よって生きる、という事をわからせるためだ。
みことばが、いかに真実で、いかに力が
あり、いのちであるかという事実を頭で
なく膚で知る。どんなに悲惨な中でも、
神の語られる言葉によって、神の一言に
よって生きて行ける。それを知るのは、
順境でなく逆境であり荒野だ。今、荒野
にいるなら、御言葉の真実を知れる時だ。  
・・・・・・・・・・
断崖絶壁に立った時に、御言葉がどんな
に命であり、救いであるかを知って来た。
いつも御言葉を備えて下さっていた。今
日も一言一言の御言葉を宝のように聞こ
う。心のひだに御霊がそわせて下さる。