2007年03月01日(木)

「あなたは正しすぎてはならない。知恵がありすぎてはならない。なぜあなたは自分を滅ぼそうとするのか」伝道7:16




日常生活の中で、この言葉は知恵
を与えてくれる。「過ぎてはなら
ない」と戒めている。親の子供へ
の過干渉や過保護が与える害は周
知の通りだ。過保護は子供を転ば
せたくないので、親が関与して転
ばせない。転ぶ事を知らない子供
は、失敗への免疫が無いので、大
人になった時に、小さな失敗にす
ら耐えられない。価値観がオール
かナッシングなので、失敗が自分
の全否定になり自殺にまでなりか
ねない。子供は転んだ方が良いの
だ。若い日の道は曲がりくねって
いる方が良い。又、過干渉は子供
を親の思い通りにし、子供の意志
を奪い、自分の無い子供にしてし
まう。親としての「保護」は必要
だが「過」、過ぎると害になる。
自分の信念に従い、意見を主張す
る事は良い事だ。わがままとは、
相手の事も状況も一切考慮せず、
ただ単に自分の我を押し通すこと
だ。しかし、正しく意見を述べる
良い事すらも、「過ぎる」と正し
くなくなってしまう。自分の信念
を語っていたはずが、過熱すると、
どうしても自分の信念を何が何で
も押し通そうと、自我が出て来て
しまう。自我を通す事にすり替わ
ってしまう。何事も「過ぎてはな
らない」。過ぎていないか。心し
てへりくだって歩もう。  
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過ぎてしまうと神様不在になって
しまうかもしれない。自分は間違
っていない!に陥る。いつもこれ
で良いのだろうか、自分が間違っ
ているかもしれない・・の態度で
神様に尋ねながら歩もう。