2007年07月03日(火)

『イエスは、その話のことばをそばで聞いて、会堂管理者に言われた。「恐れないで、ただ信じていなさい」』マルコ5:36



私達は日常生活で、様々な妨げを
経験する。急ぎの仕事の最中に、
来客や電話が入る。予定があるに
関わらず、急用が入る。している
事を中断させられ、時間を取られ、
労力を取られる。ヤイロが主のも
とに来て、瀕死の娘を助けて欲し
いと願った。願いに答えて主は、
共に出かけられた。一刻も早くと
気がせいた事だろう。そこに長血
の女が立ちふさがった。娘が危篤
の状況で、一分一秒を争い急いで
いるところに、突如のハプニング
だ。行く手をはばまれてしまった。
この危急の時に、娘を思うヤイロ
の気持ちはいかばかりだったろう。
主が長血の女をいやされ、ヤイロ
が立ち往生しているところへ、娘
が亡くなったとの知らせが入った。
するとすぐ主は「恐れないでただ
信じていなさい」と御声をかけら
れた。遅れに対して、中断に対し
て、主が全責任を取って下さるの
だ。この時のヤイロの気持ちはど
んなものだっただろう。主はその
気持ちを思い、御言葉で答えて下
さった。御言葉で心が守られた。
私達も、自分の大切な事態の最中
に、妨げが入るかも知れない。し
かし、他者を顧みることは、自分
と自分のしている事を中断する事
だ。犠牲を払う必要があるかも知
れない。しかし、主が責任をもっ
てあなたを顧みて下さる。心配無
い。
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自分の時間を中断して人のために
、他人を優先するのは難しい。も
し一日を主に明け渡して生きるな
らどうだろう。主が責任もって祝
福して下さる事を知って行ける。