2001年08月02日(木)

「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り果ててはならない。主はその愛する子を懲らしめ、受け入れられる全ての子にむちを加えられるからである」(ヘブル12:5)


 聖書は、試練は誰にでも与えられる。それは神が
愛しておられるゆえに、しかし試練の時の態度が大
切だと言っている。態度で試練が益にもなり、害に
もなる。それを決定するのは私達自信だ。
有名な作家、マーク・トウェインは、弟を若くして
事故で失い、一歳の息子を病気で失い二人の娘も二
十代でどちらも病で亡くなった。彼は悲しみの中に
いたが、神に心を向けず、心閉ざしとげとげしい暗
い人になって行った。彼の生涯は絶望と孤独と悲惨
だった。不幸せだった。しかし、彼は神なしの人生
を自分で選んだのだ。財産と地位、名声は彼に何も
与えはしなかった。私達はどうか。苦しみや悲しみ
に会った時、神も人も遮断し、自己憐憫の殻に閉じ
こもる事もできる。しかし、神は神に向かって心開
き、金のように聖められていく事をみこころとされ
ている。