2008年05月03日(土)

「あなたの神、主を心に据えなさい」申命記8:18

イスラエルの民を見る時、何と身勝手
な、自己中心なと思うだろうか。出エ
ジプト時に絶体絶命の危機に際し、神
の大奇跡を見た。神が海を分けられ、
目の前の乾いた地を進んだ。大勝利で
あり、どんなに感謝し大歓声の喜びで
あった事だろう。大いなる神の力を見
た。しかし、こんな驚くべき奇跡を見
たにも関わらず、荒野に入った途端、
やれ水がない、食べ物がないと不平不
満のかたまりになった。私たちもまさ
にこのイスラエルだ。物事がうまく行
き、思い通りに順調に行っている時だ
けの感謝で、少し状況が険しくなり、
難しくなると、途端に神を否定する。
何で?何で?と神を責め、つぶやく。
要するに求めている事は、自分に都合
の良いことなのだ。不都合になった途
端、心を屈折させ、いじけて自己憐憫
に陥り、周囲に嫌な思いをさせ、害毒
を流す。自分の都合中心、自己中心な
のだ。自分の欲望と自分の思いが心の
王座を占めていると、信仰が少しも成
長しない。良い時はいいが、状況が悪
くなった途端、神を否定し出す。肉で
生きていて、人と比較しては動揺する。
自分の感情、思い、欲望でなく、主を
あなたの心の王座に据え、御言葉を土
台として生きることだ。何かが起きる
度に自分の思いでなく、御言葉で判断
し、断固、御言葉に従って行く。そう
して行くなら、必ず信仰が成長して行
く。               
・・・・・・・・
事あるごとに、自分の強烈な自我が顔
を出す。自分が王座か、主が王座か、
御霊はそのつど気づきを与え、明け渡
すこと、主に王座に来て頂くことを示
される。平安と喜びが臨む。