2008年07月02日(水)

「五タラント預かった者は、すぐに行って、それで商売をして、さらに五タラントもうけた」マタイ25:16

1タラントは、ざっと計算すると6000
日分の給料、約20年分、まあ言えば3
億、1億2千、6千万円と任されたよ
うな感じだ。「能力に応じて」ゆえ、
出来ない働きは与えられていない。各
自、無理のない可能な働きが与えられ
ている。「すぐに行って」時を無駄に
せず、精一杯の事をした。「よほどた
ってから」短期間でなく、長期間忍耐
もって忠実に労した。主人に喜ばれた
いとの一心でベストを尽くした。一タ
ラントの者は主人を誤解していた。ひ
どい人、自分達を苦しめる冷酷な主人、
つまり「あなたが恐い」と言っている。
失敗したならひどい目に会うと、地に
埋めた。減らさなかったなら文句無い
だろうと。しかし例えば職場の長があ
なたに6千万任せたらどうか。能力、
力量を見込んでのはずだ。1タラント
の者も能力を見込まれ、信頼されての
事だ。しかし主人の心がわからない。
神観が間違っていると、愛も喜びも感
謝も生まれて来ない。あなたの神観は
どうだろう。恐いから従い、絶えず要
求して来る神だろうか。それならこの
しもべと同じだ。又、他のタラントと
比較していじけているか。タラントに
関係無く主人の評価・ほめ言葉は同一
だ。喜ばれるのは「忠実」だ。主人は
失敗のリスクも負って、愛ゆえ私達を
信頼して委ねられた、その信頼に、お
心に応えて行こうとする時、喜びを実
感する。
・・・・・・・・・
信頼して、タラントを任せて下さった
主のお心を思う時、「ねばならない」
でなく、信頼に応えて行き「たい」思
いが湧く。主をお喜ばせしたい心で動
く時、自分にも喜びが満ちて来る。