2010年01月02日(土)

「金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります」Tテモテ6:9



私たちは、神以外のものに目を向けていると、神が見えなくなる。太陽の前に10円玉を置くと、どうだろう。太陽が見えなくなってしまう。小さな10玉があの大きな太陽を、おおい隠してしまう。

その神の前に置いたものは、偶像となってしまう。ユダは、神の前にお金を置いたばかりに、神が全く見えなくなった。金持ちになりたがるなら、誘惑と罠に陥り、破滅と滅びへ向かう欲望に捕らえられる。

「金持ち」とは単に金銭ではない。地位、名誉欲、人から喝采を浴びたい欲、人の上に立ち、人を支配したい欲望だ。その欲望は、サタンの誘惑と罠に陥ると信仰から迷い出て破滅してしまう。

まず自分の内に強い欲望や偶像がないか、自分の内を御霊に探って頂こう。
そのままにしておくと、ユダでないが、命取りになってしまう。主のもとに行き、主に告白しよう。きよめられ、主がはっきりと見えて来る。

10円玉が除けられると太陽が見える。その時、神の御声が聞こえ、信仰に前進できる。ある人が、どうしてもぼんやりとしか神がわからなかった。祈りの中で、示された偶像を決心して献げた時に、自分が変えられたのがわかった。

偶像が神の手に渡った時、初めて今までよく聞こえなかった、神の御声がわかるようになった。
------------
神の前に置いているものを手放さない限り歩く道に安定を欠き、いつまで経っても力ない信仰生活のままだ。気づいた時、手放せるよう意志を向け祈って行こう。神が必要な力もそれに変わる祝福も必ず下さる。