2010年08月01日(日)

「羊はその声を聞き分けます。彼は自分の羊をその名で呼んで連れ出します」ヨハネ10:3


主は羊飼いであり、羊は、羊飼いの声を聞き分ける。羊飼い以外の雑多な声があ
る。その中から、羊には、自分の飼い主の声がわかる。

私たちは次から次へと、大小様々な問題に直面する。そんな時に、肉からの声が
湧き上がる。肉は常に自己を中心に置く。軸が自分であり、自分にとってどうか
が判断基準となる。自分に得か損か、こういう行動に出れば自分はどうなるか、
自分のメンツを守る方向に、自分の思いで動いて行く。

そんな中に、主の御声がある。自分を軸にでなく、神を軸に据える時、神はどう
思われ、神の御心は何?神は何を喜ばれるのか、神は何と言っておられるのかを
求める。神の御声は、御言葉によって確かめることができる。御言葉に反するこ
とは絶対に無い。もし、御言葉と矛盾するなら、それは神からの声ではない。

そして状況からも導きがわかる。環境を通して語られる。状況をよく観察してい
るなら、御心の方向へと進み、門が開かれて行く。最初は、ぼんやりとよくわか
らないが、祈り続けて行くと、状況や御言葉で、段々明るくなり、はっきりと鮮
明になって来る。

そして、祈り続けているなら、色々な方面から繰り返し御声をかけて下さる。礼
拝メッセージや個人の祈りや学び会で。導きを求めてよく祈り、耳を澄ましてい
よう。羊飼いの愛なる御声が聞こえて来る。

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様々な声が混線する。サタンからの声、肉から湧き上がる声、この世の様々な価
値観、考えが入り混じる。すべてが神からではない。羊は聞き分けると言われる
ので、祈っていよう。心に喜びと平安、安堵が宿る声、御言葉に沿った声にじっ
と耳を澄ませよう。