2010年11月01日(月)

「あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから、『これが道だ。これに歩め』と言うことばを聞く」イザヤ30:21


ある女性が、職場でチーフに抜擢された。能力を必要とされる立場であり、とても無理、できない、どう考えても役不足に思えた。とても出来ないと、自分は即座に断りたかったが、しかし、とにかくまず祈ろうと、主の御心を尋ね求めた。主の御前で、聖書を広げ、静まった。心を静め、この事について自分の思いをこ
とごとく打ち明けた。

仕事内容が難しく高度であることの不安、部下を持ち、人を使って行くことの不安、皆がついて来てくれるのか、本当にやって行けるのか、ああでもない、こうでもないと、心の内を打ち明け、十分に祈った。そして御言葉を読みつつ、御心を聞いて行くと、主から「恐れるな。わたしはあなたと共にいる。たじろぐな。
わたしはあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る」との言葉が臨んだ。

その時、あれほど思い煩いと恐れで一杯だった心が、すうっーと平安になった。恐れと不安が消えた。主が共にいて下さる確かな信仰を与えられ、受諾出来た。今、目の前に、恐れと不安の事態があるなら、思い煩っていないで、御前に座し、静まり、心の内をことごとく告げ、御声に耳を傾けよう。御心の道を示し、導い
て下さる。
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祈りはしても、主が守り導いて下さる確信を得て動いているだろうか。確かな導きを聞くための時間をとろう。不安や恐れで一杯の時こそ、落ち着いて御言葉を読み「これが道だ」との確信を待とう。