2011年05月01日(日)

「私たちはただちにマケドニヤへ出かけることにした・・確信したからである」使徒16:10

        

パウロがアジアで宣教しようとした時、聖霊に止められた。それでビテニヤ方面
へ行こうとすると、又、止められた。そのため残された方角へと、押し出される
ように、トロアスに下った。その時に「マケドニヤへ渡って来て私たちを助けて
下さい」との幻を見た。

この幻を見た時、マケドニヤ行きが主の導きであり、主が招いておられる!と確
信した。パウロは「確信した」ので「ただちに」マケドニアに向かった。ここで
見る事ができる。神は環境を用いて、あちこちと御心でない道を閉じられる。

もしこの聖霊の阻止が無ければ、パウロは御心に反する方向へ向かってしまって
いた。私たちは願った進路が閉ざされる時、落胆する。しかし、落ち込む事は無
い。それは神があなたのために、遙かに素晴らしい、ふさわしい道を備えておら
れるという事だから。

又、「確信」は大切だ。御心を求める中で、祈り続けるなら、主は、御言葉、平
安、環境を通して「確信」を与えて下さる。自分の願望を遂げるために、神の後
押しを求めるなら、与えられないが、従う心があるなら、主は必ず導いて下さる。

そして、確信が来たなら「ただちに」行動に移そう。この時パウロが「行こうか、
どうしよう、やはり止めようか」とぐずぐずしていたらどうだろう。これはヨー
ロッパ宣教という画期的な重大な計画であった。もし、あなたが御心を確信した
なら、必要な事は「ただちに」実行することだ。

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従おうとする時、主は必ず導いて下さる。門を開き閉じして御心を示される。御
言葉に耳を澄まし、環境を見て、主の導きである確信を祈り求めよう。御心だと
確信したなら、ただちに実行しよう。サタンが必ず阻止しようと働いて来る。