2012年12月02日(日)

「私のうちで、思い煩いが増すときに、あなたの慰めが、私のたま しいを喜ばしてくださいますように」詩篇94:19



私たちは、思い煩いが来た時に、どのように対処するだろう。逃げ
るだろうか。その事を考えると落ち込むので、とにかく考えまいと
する。しかし、問題は現にそこにあり、どうにもならず、先延ばし
にするばかりだ。

又、問題自体を解決して、何とか早く問題を無くしてしまおうとす
る。しかし、簡単になど解決つかず、ますます思い煩う事になる。
主の対処法は、ことごとく正直に感情も気持ちも、目の前の問題も、
主に告げよということだ。

「何も思い煩わないで・・願い事を主に知っていただきなさい」そう
すれば、人のすべての考えにまさる神の平安が約束されている。
「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い
煩いを知ってください」ハンナのように心を注ぎ出し、つのる憂い、
いらだちを主に告げて行く時に、主からの平安、慰めで心が満たさ
れる。

信仰生活で、悩みや難しい問題が来る。しかし、それらの問題の中
で、気持ちも感情も何もかも主に告げて、主と交わる時に、更に深
い交わりへと導き入れられる。そこで実際に主からの慰めを受ける。

そして、後に、その苦しみを通って良かったと必ず思える。「苦し
みに会ったことは、私にとってしあわせでした」と言える。あなた
の重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる。

・・・・・・・・・・
問題から逃げるのではなく、それを主のもとへ持って行こう。「主
に知っていただきなさい」、心の奥底の思い、気持ちを余すところ
なく告げるなら、「主に知っていただいた」。安堵が来る。主は最
善をして下さるので、平安に変えられる。