2014年07月02日(水) 「神は、昼は雲をもって、彼らを導き、夜は、夜通し炎の光で彼らを導いた」詩篇78:14
「神は、昼は雲をもって、彼らを導き、夜は、夜通し炎の光で彼らを導いた」詩篇78:14
主は、エジプトを出た民を、荒野の中で、雲の柱、火の柱を持って 明確に導かれた。主は私たちの信仰人生を導いて下さる。田原米子 さんの証しがある。母親の死後、気力を失い、自殺を図った。未遂 に終わり、身体に障がいを負ってしまい、今度こそ絶対に死のうと、 睡眠薬をためていた。そんな時、宣教師と一緒に、病院伝道に来た 田原さんと出会う。 最初は二人を拒否していたが、ずっと続けてくれる彼らに、やがて 心を開き、主を信じた。その後、田原青年から結婚の思いを告げら れた。しかし義足で、腕は片方しかなく、指は3本しか残されてい ない。この身体で、伝道者の助け手になれるのか。まず結婚生活が できるのか。大きな不安と恐れの中、とにかく、この結婚が主の御 心かどうかを二人で真剣に祈り求めた。 祈りに祈っていた時に、米子さんに御言葉が与えられた。「もし、 あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして 祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえて下さいます」 マタイ18:19。それが、全く同じ日に、田原青年にも同じ言葉が与え られた。別々に祈っていた中での事で、二人は主の御心を確信でき て、結婚に至った。 主は導きを与えて下さる。人生の重要な局面においては、真剣に導 きを求めよう。主は答えて下さる。祈りを積んで行く時、これは神 にしかできないというような事が見せられる。主は必ず導いて下さ る。 ------------ これが正しい、こうするしか道はないと、良かれと思うことにも確 信はない。主の御心はどうか。主からの確信が与えられるから自分 の思いに固執せず捨てて歩める。雲の柱、火の柱を持って導かれて いる主に、尋ね求めながら歩もう。