2014年11月01日(土) 「しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをす べての真理に導き入れます」ヨハネ16:13
「しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをす べての真理に導き入れます」ヨハネ16:13
青い色のメガネをかけるなら、景色が青い色に見える。赤い色のメ ガネなら、景色が赤い色に見える。そのように、もし自分の偏見や 思い込み、独断の色メガネで物事を見ているなら、目の前の事態が そのようにしか見えない。自分の思い込みのメガネでしか見えない。 ありのままの景色をそのまま見るためにはどうすればよいか。色メ ガネをはずす事だ。 景色の問題でなく、自分の偏った、間違った見方の問題だ。ある人 が対人関係でトラブルが起きたが、どうしても相手が悪いとしか思 えなかった。自分は被害者であって、何も悪くない。しかし、心に 喜びと平安が全く無い。心は辛くて、重苦しく、暗いままだ。余り にも平安が無いので、主の御前に出て、あれやこれやと心の内を、 あるがまま打ち明けながら祈っていた。 その時、御霊は示された。自分は被害者だと思っているので、自分 は正しいと思っていて、全く気づかなかったが、相手を憎み、敵対 心を抱き、裁いている。そこに愛のかけらも無かった。憎しみ、裁 き、高慢、これは紛れもなく、自分の罪であり、主に対して罪を犯 しているので、心に平安が無かったことを。 相手は関係無く、自分は自分の罪として、御前に悔い改めた。その 時、平安が戻り、心が安堵で満たされた。この平安は何ものにも代 えられないものだった。 被害者だと思う裏に、憎しみや妬み、高慢が潜んでいて気づかない。 御霊は、私たちを照らし気づきを与え、導いて下さる。 ・・・・・・・・・・・・ 相手に非があると、相手が悪いとしか見えず、それを裁き、憎む、 自分の罪が見えない。平安が無いのも、相手のせいとしか思えない。 御霊は、相手は関係なく、自分の問題であり、自分が憎しみを選択 している事に気づかせて下さる。平安の道筋に導かれる。